サステナビリティ倶楽部レポート

[最終号] 主要事業の終了と変革への想い

2020年03月27日

  株式会社創コンサルティングはこれまでの事業を3月末日をもって終了し、4月1日からは山梨県北杜市に移転することになりました。住まいもこちらを中心にし、今後は個人での活動に変えていきます。   代表海野みづえは弊社を1996年11月に創業し、CSR・サステナビリティの分野で23年間業務を続けてきました。「サステナビリティ」が世の中に問われ始めた初期より各所でその必要性と意...

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[第102号] 気候だけでない、そもそもの地殻の変動

2020年02月20日

  改めて、温暖化の原因は人間だけか 世界の至る所で異常な気候現象が起きており、もう「これまでの普通」通りでないことは誰の目にも明らかだ。改めていうまでもなく、パリ協定では気候変動が人間の諸活動の結果引き起こされたものであると合意した。これに基づく動きは、国連を軸にして世界で大合唱になっている。   世界の政治問題の重点として環境問題が位置付けられたことは、大...

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[第101号] 金融機関のリスク情報の開示

2020年01月23日

●金融システム自体のリスク 本レポートの第96号で「投資家も情報開示を」と意見を述べた。 https://www.sotech.co.jp/csrreport/1440 今回はこの続編で、金融業の経営リスクに着目して考えてみた。 非財務情報の開示要請の中で、経営リスク情報の開示も制度化が進んでいる。 リスクの話をするならば、当然金融機関も自社の経営リスクに着目すべきだが、融資先や投資...

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[第100号] 地域型SDGsの実践に向けて

2019年12月13日

  このレポート、今回で100号になりました。 第1号は2011年2月、その前には「創環レポート」と名付けて類似のレポートを書いてきました。 第1号を読み返してみると、テーマは「成長なき繁栄」。イギリスの経済学者の著書を取り上げたもので、経済成長よりも人間としての繁栄を、という内容です。その時の私のコメントは、  「資本市場が機能しなくなる日が近く、・・・・・ 非連続な断層のなか...

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[第99号] TCFDを対策の実践につなげていく

2019年11月8日

  ●曖昧で不確実な将来性と事業経営 気候変動が企業業績に影響することが明らかになっているため、投資家に向けた気候情報の開示への要請が進んでいる。その国際的な枠組みTCFD(Taskforce on Climate-related Financial Disclosures)への関心が高まっており、日本では関係官庁が集まってTCFDコンソーシアムを結成し、企業側の開示とともに投資家の...

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