サステナビリティ倶楽部レポート

[第61号] “CSR”から次のステージへ

2016年06月6日

 ●より明確に企業の「責任」を求める今さらCSRとは何か説明するまでもなく広く浸透している。ところが日本の外では、最近はあまり“CSR”という用語は使わなくなっている。CSRの否定は、マイケル・ポーターのCSV論で既に見られた話だ。しかしCSRをCSVに置き換えるポーター説には無理があり、逆にCSRを再認識する動きになった。「戦略的CSRとCSV」 http://www.sotech.c...

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[第60号] サプライチェーン上の奴隷労働

2016年04月22日

 ● イギリス法制度の背景とは昨年イギリスで現代奴隷法が制定され、サプライチェーン上の奴隷行為について報告する制度が始まった。イギリスで一定規模以上の操業をする外国企業も対象になるため、日本でも関心を持たれている。企業に課されることは、「奴隷・人身取引報告(Slave and human trafficking statement)」を発行することで、なかでも焦点は移民労働者の搾取労働だ...

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[第59号] アフリカでのソーシャルビジネス最前線

2016年04月5日

 ●アフリカまで行ってなぜ・・・METIやJICAが中心になり、2010年ころからBOPビジネスの支援が進められている。あれから5年ほど経って、どんな進展になっているのか。3月の弊社研究会では、アフリカでプロジェクトを進めている味の素とサラヤの2社の事例を伺った。なぜまたわざわざアフリカまで・・・と思う方も多いだろう。低所得層のマーケットならば、アジアにもまだまだ多くありこうした国々でも...

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[第58号] メコン河流域: 環境問題が引き起こす人権問題

2016年02月29日

 ●東南アジアに恵みをもたらすメコン河環境問題によって地域住民の生活が脅かされれば、住んでいる人の権利が侵害される。自然環境が大事だといっても、被害の相手が何も言わない「自然」であれば問題を指摘するインパクトが弱い。同じ問題でも人間生活への被害が大きければ、住民の立場から深刻な社会問題として捉えられ、さらには経済問題に発展していく。環境問題と人権問題はそれぞれ別の分野として考えられがちだ...

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[第57号] リスクマネジメントとしてのNGOとの対話

2016年01月25日

 ●法務・コンプライアンスの観点から人権リスクをとらえる先日「グローバルビジネスと日本企業の発想ギャップ」をテーマにした座談会に参加し、それがNBL(New Business Law)誌1月1日号に新春特集として掲載された。これは法務・コンプライアンス担当向けの企画で、NBLはこの分野の専門誌だ。 内容は新興国市場での人権リスクとその対応なのだが、CSRのアプローチでなくリスク...

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サステナビリティ経営ネットワーク

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CSRを企業戦略として提唱している、海野みづえ(創コンサルティング代表)が発行するメールマガジンです。地球と社会が大きく変動しているなかで、経済や経営をどう持続可能にしていくかを考えレポートしていきます。購読は無料です。配信は月1回を予定しています。