先日上海に行った知人から、中国でも日本の被災を支援したいという人たちが多くおり、きっかけさえあれば仕事を通じて具体的にやりたいのだが、という問い合わせもたくさんもらった、という話を聞きました。日本では、毎日を淡々と黙々と過ごして何とか持ち通すという状況が強くなっているので、中国人の積極さにまた刺激されたそうです。新たな復興ビジョンをうちたて、それに向けて今よりも良くなっていく希望があれば明るく...
何がハッピーなの?
2011年04月18日八ヶ岳の麓を車で走っていると、「ハッピードリンクショップ」をよく見かけます。ショップというけれど、お店ではなくて、飲料の自動販売機が5〜6台道端に並んでいるだけです。これが車で5〜10分ほど走るごとにあるのです。それくらいよく見かけるけれど、ワタシは飲み物を買っている人を見たことがない。歩いて買いに来るところではないから、車で通りがかりに買っていくのでしょうが、ともかく車もとまってない。この程...
自然との共生、地域との共生
2011年04月7日震災の救援が落ち着いてくると、今度は中・長期での復興です。都内にいると、放射能も心配するほどの量飛んでこないし、気候もよくなって停電はなくなるし、大災害といっても時間がたてばそれほど深刻になることないじゃないか・・・、と「もと通り」感に落ち着いていく気配のようです。しかし、問題は全然解決していない。安堵は禁物。復興後のビジョンはもとの姿ではなく、今までの問題を解決した価値観をベースにした新たな...
現場のチカラ
2011年04月1日地震の発生以来、被災地の被害から原発の事故状況、その危険度、などもう様々な報道が流れ、またたくさんのブログやツイッターの情報があふれてもう何がなんだか・・でした。今回の放射能漏れで、関東の皆が‘にわか専門家’になったこと間違いないです。福島の状況は”the situation remains very serious.” (3/31 by IAEA)ですが、不安と混乱が少し収まっているようです...
このことがもたらす意味
2011年03月15日今回の地震、悲観的になれば何もいいことがない。でも、物事には必ず意味があると思っています。この先を生きていくため、前に進むための意味が。それは、悪いことばかりじゃないのです。こんなカタストロフィーが起こると、生きていることの大切さに引き戻されます。たまたま隣りにいる人にも、ちょっと気遣うようになる。困っていても、辛くてもあまり文句をいわず、助かったことに感謝する。日本人の非常時にこそ冷静に団結...