創ゾウ人~世界を視る、地球で感じる~

正倉院展

2018年11月13日

 

思うところがあって奈良にきました。ちょうど正倉院展をやっていたので、混んでいるのを承知ででも行ってきました。

 

私が行ったのは日曜日の4時過ぎだったので、だいぶいい方だったのでしょう。当日券を買うのに10分くらい、入場するにも15分くらいでしたから。混むのは午前中で、入場待ち列用にテントが設置されていた。

 

入って正面だけ写真撮ってきました。

今回目玉の八角箱、やはり美しかったですね。仏様へのお供え物を入れた箱で、大きさは40cmくらいかな。想像していたより大きかったです。

蓋の側面に飛んでいる鳥が細工模様に施こされていたりと、やはり見てみないと細部まできづかないな。黄色と黒の部分はウミガメの甲羅を薄く切って、模様の図柄ひとつひとつをはめ込んでいます。他にも貝殻を薄く切ってはめ込む螺鈿(らでん)の技法が特徴で、とても手が込んでます。

もう一つの特別展示物は鮮やかな赤の模様をはめ込んでいる鏡。こちらは琥珀やトルコ石も埋め込まれている。これも30cmくらいあって、普通に見る鏡よりだいぶ大きく、それもあって特別な宝物なんですね。

 

奈良は公園が中心でスペースが広いので、京都よりも落ち着ける。といってもこの期間に行ったら人ばっかりで混んでいるので、あまりゆっくりする気にはなれないもの。また別の季節に来よう。

 

 

海野みづえ プロフィール

2020年4月より山梨県北杜市に在住。
それまでは企業向けのサステナビリティ経営アドバイザリーを展開。23年間経済と社会の接点の分野をビジネスの立場から取り組んできた。
この間自身の価値観を根本から転換していく意識が湧き上がり、生き方を変革(Transform)することが、サステナビリティの基本と感じる。

現在は自然と接する中で人間らしいライフスタイルを実践し、社会全体をホリスティックにとらえる眼をつちかっている。

創コンサルティング
https://www.sotech.co.jp/

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