アメリカ大統領の予備選挙・クリントン氏の撤退会見で、いまだに女性への偏見がありガラスの天井が破れなかったことを彼女は表明していました。今回の予備選は女性か黒人かという決戦でしたから、もしオバマ氏が負けていたら「ボクは黒人だったから・・・」といったのでしょう。どちらにしても今までのアメリカの常識でないポジションなのです。それくらい国民が変化を求めているということです。でも本当に、「女性だから不利...
ハノイ:混沌のなかのパワー
2008年06月11日先週はハノイに行っておりました。ベトナムは初めてです。街に出ると、まず目につくのはオートバイの多さです。大通りでも車の合間を縫ってスイスイと、そしてエネルギッシュにバイクが群れをなして移動しているのです。バイクの次は自転車、そして歩行者の序列です。近いから歩いて行こう、なんて思うとアブナイです。 細い道では車よりもバイクの方が多いので、車が通るたびにクラクションを鳴らして前を空けさせながら走ってい...
独立を選ぶプロフェッショナルたち
2008年05月30日海外に行くと、Independentな立場の人たちと多く出会います。彼らは皆、コンサルタントという肩書きで自分や仲間で事務所をもって、クライアントとの個別のプロジェクトを展開しています。組織に属している場合でも、社員ではなく専門ごとのプロジェクト契約で関わるプロフェッショナルをよくみかけます。 「独立」×「専門家」=「価値あるプロフェッショナル」 というのが一般認識なのです。私がそういう働...
モスクワ散策
2008年05月7日GRI会議でアムステルダムに行くことになったので、その前の休日をヨーロッパのどこかで・・・と考えた結果、モスクワに行ってみることにしました。まずはお決まりの観光コース、赤の広場に。隣りのクレムリンはこの日一般公開されていなかったので、入れずに残念でした。 モスクワというと東京より寒くて暗いイメージなので、5月といってもまだ肌寒いだろうと思っていたところ、とても天気がよくて爽...
100年の歴史の重み
2008年04月21日社外取締役として関わっているブラザー工業が創業100周年を迎え、先日その記念式典が催されました。ブラザーは外国製ミシンの修理からはじめ、国産ミシンの製造で創業した会社です。安井兄弟が協力して創業したことから、ミシンのブランドを「ブラザー」と名づけ現在の社名に引き継いでいます。輸入産業を輸出産業にしよう、を合言葉に日本の技術者が製品として形にしてきました。今では売上げの8割を世界市場が占めていま...