サステナビリティ倶楽部レポート

[第56号] 2015年のレビュー: 長期ビジョンに向けたイニ...

2015年12月24日

 ●「あるべき姿」への道筋に世界が合意12月12日にCOP21の会議でパリ協定が採択され、全世界が温室効果ガスの排出ゼロに向けて前進することになった。現状を考えれば、「化石燃料の全廃なぞできるわけない」と思うだろうが、「できる範囲での目標」ではなくて「何を目指すべきかのあるべき姿」を重視した結果だ。 日本人は可能な目標を設定しそれを着実に達成することには長けているが、長期での大きなビジョンをもちそ...

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[第55号] 予防措置より救済措置を

2015年12月9日

 ● 人権侵害を起こしている日本企業の実状ステークホルダーやNGOとの恊働の必要性が、以前にも増して話されている。ところが懸念をもった利害関係者と実際に対話するとなると、会社側はまだまだ躊躇するのが現状だ。 そんななか、アジア諸国での日本企業の事業活動によって侵害を受けている利害関係者から直接その実状を聴く機会があった。いずれもNGOが主催するセミナーで、1回目はメコンウォッチ...

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[第54号] ビジネスと人権における弁護士の役割

2015年11月14日

 ●重要なプレイヤーである弁護士これまでのCSRの領域に比べて、ビジネスと人権の分野では重要なプレイヤーの一人が弁護士であることが特徴だ。そもそもジョン・ラギーは、この課題を法務的観点で企業経営に組み込み、企業弁護士の意識を喚起して実務のなかに落としていくことを狙ってきた。法曹界がリードをして、ハードロー(法規制)でなくソフトローで解決するというコンセプトで出来上がったのが国連指導原則(...

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[第53号] 外国人投資家による日本企業のESG評価

2015年09月25日

 ●日本企業のCSR報告は視点がぼやけている今月開催した弊社の研究会では、海外の投資家が日本企業のESGをどのように評価しているかをコメントしてもらった。三井住友信託銀行で世界の投資家の日本株への評価に詳しいご担当者と、ESGデータを提供するQUICK ESG研究所それぞれの立場から伺った。 同銀行の小森博司さんは、運用機関のなかで世界中の外国人機関投資家の声を継続的にヒアリン...

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[第52号] 「ビジネスと人権」に関するよくある質問

2015年08月17日

  ●自己解釈に陥らないために このテーマについて話す機会が増えてきた。 私の講演では、なぜ人権に取り組む必要があるのか”Why?”、どんな人権課題に取り組むべきか(=国際人権)”What?”を知ってもらい、国連が取り組んでいる趣旨を理解してもらうようにしている。   そこで国連指導原則(UNGP)の要点を把握することが大事なのだが、どうもこれを読み込んで理解して...

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