50年に亘って卓越した業績を達成し続けてきた企業を分析したところ、こうした会社は「基本的価値観(Core Values)」をしっかり持ち、基本理念を維持しつつ進歩を促すという一見相反する活動を続けてきた、という結果がアメリカで出されました。これは「ビジョナリー・カンパニー」*と呼ばれ、数年前日本でも話題になりました。
企業の価値観を突き詰めて考えれば社会と関係していない会社などなく、特に日本企業は創業時から会社の存在そのものが社会に貢献する活動と位置付ける企業が多くあります。これこそ経営の根本であり、ここに立ち返ってみればCSRとは企業の存在意義の具現化であり、「ビジョナリー・カンパニー」への道筋といえるでしょう。
このように経営理念をしっかりすえ直し、経営層がCSRにコミットするところからCSRマネジメントは始まります。このコミットメントとは、“必達目標”のことです。よって、経営層が明確にコミットするこということは、社員やグループ会社に対して、CSR実践の重要性を知らしめ、経営層の“本気度”を示すことが求められます。
これに続き、CSRマネジメントを展開するには、下記のようなPDCAのフレームワークで進めることになります。
